電子レンジのTTの話です。
サントリー烏龍茶と低脂肪牛乳を1:1でマグカップに注ぎます。
(なんちゃってウーロンチャイ)
取っ手を手前にしてマグカップをTTの上に置きます。
ミルク1杯ボタンを押します。
およそ2分後,レンジが停止します。
このとき,100%の確率で取っ手が奥にあります。ウザー。
TTは回転位相検出なんてしてないでしょうから,おそらくTTの駆動系の再現性が異常に良すぎるのでしょう。タイマーの精度が良すぎるのは言うに及ばず。
これねぇ,取っ手が前にくるように止めて欲しいんです。
例えば1分とか20秒とか指定した場合に,勝手に加熱時間を延長したらエライことになるのはわかります。
しかしですねぇいくらコストダウンのためにリレーを省略したといっても,TT駆動回路とマイクロ波は別々に切れるでしょう?
だったら,加熱終了後にTTだけ延長して回転させてもええと思うんですよ。
これはあれですよ。「ながらスイッチ」と同じですよ。「ながら起動」ね。わかんない人は生産技術関連でググってください。
さて,この「必ず取っ手が前にくる仕組み」は,すでにメーカによっては導入済みのような気がします。
欲を言えば回転位相検出は是非やってほしいですけど,タイマーだけのオープン制御でも構わないんじゃないですか。TTの再現性の良さはオーバースペックのような気がしますけど。経時変化もあるからやっぱりZ相検出だけにしておくのが良いかも。1回転以内なら再現性は充分担保できるでしょ。
え?いまどきTT式のレンジは安物でマイナーだって?あ~そうですかい。