Azure AI Studioの新規ユーザーはfine tuningを試せない

おっとり刀で、申請してあった Azure AI Studioにアクセスして、fine tuningを試そうと思ったら、なんか、認可失敗とか出てビビらされる。

「Authorization failed:the user does not have permissions for this operation.Check the user role to add the required permissions.」と”Azure”でググったらすぐに以下が見つかりました。

Unable to access Custom Model Creator in Azure account – Microsoft Q&A

If you are you trying for Fine tuning, please see below.

Fine tuning is currently not available for new customers as it is turned off for all regions. If you have previously fine-tuned & deployed in a region, then you can fine tune in that region if it’s available.

This is due to the demand of the service causing capacity constraints.

Unfortunately, we don’t have any ETA at this moment when fine tuning opens again.

The models page will be updated as soon as we open up regions for fine tuning and users should be able to submit requests when it is made available.

どうやら、制限をかけているようです。

Azure OpenAI Service models – Azure OpenAI | Microsoft Learn

あるいは、キクチ氏が指摘されている、権限周りですね。ただまぁお試してるような人は、一番エライユーザーでオラオラ設定だから、関係ないような。

Making custom model on Azure OpenAI Studio is shown as grey – Microsoft Q&A

→この回答のスクショは便利かも

当たり前のことですが、モデルを使った推論と、fine tuningを比べたら、tuningの方が演算能力を食うわけで、みんながお試しのための「オレオレ学習データ」を食わせたら、大変なことになりますよね。

しかし、いままさにその状況のようにみえます。これは革ジャン兄貴、とTMSCは大変なことになるんじゃないですかね。いや、もうなっているのは先日nvidiaの決算でみんな知ってるんでしょうけど、それを超える状況に陥ってないですかね?

ニポーンでは、たとえばごみためが3年くらい前に

Google Coralのようなデバイスを使えば、しょうもない画像認識のモデルの推論くらいは楽勝ですよ。

と説明しても、

いや、最低でも数GBのVRAM搭載したグラボがないと機械学習は使い物にならない。

などと壊れたレコードのように「パラメータチューニング」を繰り返すだけの似非AI技術者の話が通ってしまうわけです。

推論と学習とチューニングの概念くらい把握しないで、よく機械学習の仕事を取ってこられるものだな、と驚きましたよ。おなじ学習データを何回も何回も来る日も来る日も、繰り返し学習させて、欲しい結果が出るまで続けるのは、機械学習ドカタって今後呼ばれるべきじゃないですかね。

機械学習技術者とドカタの線引きはモデルをいじれるか、くらいにした方がいいんじゃないですかね。

モデル拾ってくるだけのシトは、MLドカタですらなくてただのAIアプリケーションエンジニアじゃないですか。あれをAI技術者って呼ぶのは間違ってるでしょ。